【副業情報】英EU離脱交渉で関係者は事態に進展あったと示唆

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英国の離脱問題を巡り欧州連合(EU)の首席交渉官を務めるミシェル・バルニエ氏は11日、詳細な離脱交渉入りに向けEU加盟各国に承認を求めた。

前日の英・アイルランド首脳会談では離脱条件の合意に「道筋」が見えるとの点で両者が一致していた。

首脳会談で生まれた楽観に続き、バルニエ氏と英国のバークレイEU離脱担当相が11日の朝に会談。

事情に詳しい関係者2人によるとバルニエ氏はこの会談後、法的文書の草案作成作業に入るための十分な進展があったと、EU27カ国の代表に説明した。

加盟各国が承認すれば、英国のジョンソン政権誕生以降で初めて、合意案について詳細な交渉に入る。

この報道を受けてポンドは急伸し一時1.27ドルを回復、上昇率は2%を超えた。

ロンドン株式市場ではロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)やロイズ・バンキング・グループが10%余り上昇するなど、英銀行株は大幅高となった。

ジョンソン英首相も同日、放送各社に対し「合意への道筋が見える打開策があるという共通の感覚がある」と発言。

「これは合意が決まったと言うことではなく、まだやるべき作業がある」と続けた。

英首相府は向こう数日間でEU側と集中的に協議を行うと発表した。

事態進展に当たり、どのような譲歩が提案されたのかは不明。

ジョンソン首相がEU関税同盟から英領北アイルランドを離脱させるという主張を取り下げ、いわゆる関税パートナーシップを提案した可能性や、北アイルランド議会に地位の決定権を付与するとした案を後退させた可能性がある。

関係者によると、バルニエ氏は加盟国代表に対して、英国から関税と地方政府の同意の両方について譲歩があったと説明したが、詳細には踏み込まなかった。

ジョンソン首相がこれまでの主張を変更しようとすれば、北アイルランドの政党、民主統一党(DUP)の反対に遭う可能性がある。

議会で過半数を持たない同首相は、法案通過にDUPの支持を必要としている。

DUPのフォスター党首は同首相の最新の提案に関し、いかなる離脱合意案も北アイルランドの同意がなければならず、同地域だけがEU関税同盟に押しとどめられることがあってはならないとしつつ、首相を支持する可能性を排除しなかった。

※引用元:「Bloomberg」

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